はじめまして、むらさめと申します。
s21お疲れさまでした。最終的にはレートを溶かして終わってしまいましたが、自身の最高レート更新や、初の2Rom20↑など目標を達成できたので構築記事を書きたいと思います。
【構築経緯】
- シリーズ8の竜王戦ルール時から使ってみたかったゼルネアスから組み始めた。
- ゼルネアスが苦手なヌケニンを自然に対策でき、起点作りとして優秀なカバルドンを採用。
- 対面性能が高く、蜻蛉返りによる対面操作もできるゴリランダーを採用。
- Sが速い高火力の物理アタッカーを探していたところ、砂かきウオノラゴンが強そうと思ったので採用。
- ゴリランダーに強く、ウーラオス、ホウオウやザシアンにもある程度戦えるHBサンダーを採用。
- メタモン対策、ムゲンダイナ軸にある程度戦え、ゼルネアスの気合玉やザシアンのインファに臆せず選出できるヨプのみヒードランを採用し構築完成。(最終日ヒードラン→ラッキーに変更したが活きませんでした、変えなくてよかった)
【コンセプト】
・高火力で上から殴る
・どの構築にも投げれるような汎用性の高いポケモンで固める
・相手視点から見えない崩しでサイクルを制する
【個体紹介】
ゼルネアス @パワフルハーブ
性格：控え目
特性：フェアリーオーラ
実数値：211(76)-x-118(20)-198(228)-119(4)-142(180)
H:16n-1
C:11n、＋2状態で耐久無振りカイオーガを確定1発
B,D:DL調整
S:＋2状態で最速スカーフエースバーン抜き
技構成：ムーンフォース 気合玉 サイコショック ジオコントロール
本構築のエース。DMがなくなり、ジオコントロールを積めば大抵の相手を倒せるのが強かった。壁貼りなどでサポートできるポケモンがいないため、サイクル下で有利対面を作ってジオコントロールを積むことを心掛けた。
技構成は、最強の積み技ジオコントロール、メインウェポンのムーンフォースは確定。あとは、ナットレイやヒードランの鋼への打点として気合玉、Gヤドキングやハピナスなどの受けポケモンを崩せるサイコショック。電気技や身代わり、ドレインキッスが欲しい場面も多かったが、削れる技が無かった。
大体の構築に投げるが、ザシアン軸や日食ネクロズマ軸へはカバルドン+ウオノラゴンを通すことを考え、あまり投げなかった。
カバルドン @オボンのみ
性格：腕白
特性：砂起こし
実数値：215(252)-132-167(108)-x-111(148)-55
HB:ゴリランダーの鉢巻グラスラ耐え
D:余り
S:最遅ラグラージ抜かれ
起点作り。B、Dの振り分けは適当だが、大体なんでも耐えてくれるので頼もしかった。(火力特化レベルのザシアンの攻撃2耐えするか怪しいのでもう少しBに振った方が良いかもしれないです)
Sラインも無振りドヒドイデと同速だったし要検討。
主に初手に投げ、ザシアン対面は地震連打、それ以外は欠伸orステロで起点を作る動きをとった。
ウオノラゴンとセットで投げる際は、HPがわずかでも、再度砂を展開できるため切らずに残した。(ゴリランダーやレヒレが居ない構築には、欠伸からウオノラゴン引きの動きをよくとりました。)
怠けるが欲しい場面も多かったが、身代わりや小さくなるなどがケアできる吹き飛ばしが偉くて、ずっとこの技構成で使ってました。
ゴリランダー @とつげきチョッキ
性格：意地っ張り
特性：グラスメイカー
実数値：193(140)-194(252)-115(36)-x-100(76)-106(4)
H:16n+1
A:特化
HB:A222(陽気A252振り)ザシアンの巨獣斬を最高乱数切り耐え
HD:臆病カイオーガの雨下潮吹きをGF回復込みで2耐え
技構成：グラススライダー 叩き落とす 蜻蛉返り 10万馬力
対面性能が素晴らしいゴリラ。とつげきチョッキのおかげでサンダー対面など強引に居座ることができるので、居座って蜻蛉返りで対面操作してました。
黒バド構築には初手から投げ、叩き落とすから入ってました。シーズンを通して使い続けましたが、非常に使いやすかったです。ただ、ザシアン構築にあまり投げなかった事や、火力のあるザシアンの増加でB方面の耐久があまり活きなかったので、もう少しD方面やSに振ればよかったかもしれません。
技構成は、最強技のグラススライダー、サイクル補助できる叩き落とす、対面操作技の蜻蛉返りは確定で、ラストはドヒドイデやザシアン意識で10万馬力にしましたが、HDナットレイを後投げされて困ることが多かったので、馬鹿力の方が良いと思います。
ウオノラゴン @こだわり鉢巻
性格：意地っ張り
特性：砂かき
実数値：165-156(252)-121(4)-x-100-127(252)
AS振り切り、あまりB
本構築のMVP。砂かきはあまり考慮されず、相手から見えない崩しを行えた。砂下限定だが、本来スカーフを持っても抜くことの出来ないザシアンや黒バド、フェローチェの上から殴れるのが強かった。H振りザシアンに対してはエラがみが確定2発だが、ゴツメダメ1回+先制エラがみで丁度確定で落とせる。
少し強引だが、相手のウオノラゴンに対して後投げすることが多かった。(竜技で拘るとゼルネアスの起点になるため、エラがみが飛んでくることが多かった。竜技うたれるときつい…)
一方で、カバルドンとセットで投げないと特性が完全に腐るので、選出時に2匹固定される点が気になった。(レヒレやゴリランダー入りに投げにくい)
技構成は、チート技エラがみは確定で、逆鱗で拘りたくなかったためドラゴンダイブ、ドヒドイデの後投げを許さない地震、TODで有利に働きそうな眠る。2,3試合だけだが、眠るが活きた試合があった。
サンダー @ゴツゴツメット
性格：図太い
特性：静電気
実数値：197(252)-x-150(252)-145-110-121(4)
HB振り切り、あまりS
技構成：放電 熱風 身代わり 羽休め
30％運ゲポケモン。とは言っても静電気や放電の追加効果で麻痺を狙うというよりも、ザシアンをはじめとする物理アタッカーにゴツメダメージを入れ、裏の圏内に入れるのが主な役割。
努力値の余りをSに振ったのは、S無振りのサンダーを相手が寝かしてきた際に上から殴れないと倒せない場面が何度かあったから。
静電気やゴツメと身代わりの相性は良いとは言えないが、ナットレイやテッカグヤの宿り木の種、ドヒドイデの毒をシャットアウト出来て使用感が良かった。また、中盤から終盤にかけて流行ったHAベースの鉢巻ランドロスの上から身代わりを貼り、技確認が出来て便利だった。
技構成は、羽休めと身代わりは確定で、追加効果が優秀な放電と、素暴風を連打したくなかったので熱風。偶に物理アタッカーを焼いてくれました。
ヒードラン @ヨプのみ
性格：控え目
特性：貰い火
実数値：198(252)-x-127(4)-187(156)-128(12)-107(76)
B,D:DL調整
C:11n,なるべく高く
S:4振り85族抜き(S振ってないゴリランダー、レヒレ意識)
十字のツメを食い込ませて壁や天井を這いまわるポケモン。最初はHD残飯で使っていたが、竜王戦ルールに比べてインファ持ちのザシアンの増加や、DMがないため、ゼルネアスの気合玉で吹き飛ばされることが多かった。そんな時にスポンジさんがYouTubeにupなさっていたヨプのみを持たせたヒードランなら色々とケアできそうと思い、自分なりに調整、技構成をアレンジして使ってみたところ、使用感が良かったので最終日前日まで使い続けた(最終日付近に重いマンムーとかなり当たったため,、最終日にこの枠を変更したが、変えてから一度も当たりませんでした…)
スポンジさんの動画です↓(掲載許可頂きました、ありがとうございます！)
【新たな発想】ザシアンを「ほぼ確実に」有利対面にするヒードランを発見！対面でヒードランを使うならこの型も1つの選択肢だ！【ポケモン剣盾】 - YouTube
ゼルネアス構築という事で無限にメタモンを呼ぶため、コピーされても良いように大地の力は採用しませんでした。(しかし、ムゲンダイナが重たくなったので一考の余地ありです)
技構成は、当てたら最強のマグマストーム、ゼルネアス等のフェアリーへの打点としてラスターカノン、あったら便利な挑発、ラストは悪波や放射など色々試しましたが、最も使用感の良かった鬼火にしました。本当に技外し以外では最強でした。
【結果】
TN aoi* 最高207x 最終2008
TN むらさめ 最高2029 最終宇宙
最高：ここから一勝
最終
【special thanks】
色違いサンダーをくれた大学時代の友人、いつもポ通などお世話になっている【@saijyo_poke】、掲載を快く承諾して頂いたスポンジさん、
対戦してくださった方々
【最後に】
重いポケモンを無理やり高火力でゴリ押しで処理してたのが反省点です。最終的には溶かしましたが、上を目指した結果なので仕方ないです。次は、レート2100越えと最終2桁を目標に頑張りたいと思います。
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最後まで読んでいただきありがとうございました！
